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SunoとUdioを動画クリエイター向けに比較(2026年版)
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- Sonilo Team
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SunoとUdioのどちらを選ぶか。動画制作では、曲の完成度だけで決められません。生成した曲を編集して書き出し、権利情報と一緒に管理しながら、完成した映像へ合わせられるかが重要です。
どちらも、クリエイティブな指示から楽曲を生成するサービスです。ただ、動画クリエイターに必要なのは、良い曲を作る機能だけではありません。
2026年9月16日時点では、外部の編集ソフトで音声ファイルやステム(パート別音源)を使うなら、Sunoの方が作業をつなげやすい状況です。Udioにも楽曲生成、音声アップロード、サービス内編集があります。ただし公式ヘルプセンターでは、音声・動画・ステムのダウンロードが現在停止中と案内されています。
この違いは、多くの制作チームにとって決定的です。ただし、それだけでSunoがすべての用途における勝者になるわけではありません。プロンプトへの反応、ボーカルの質感、アレンジ、編集方法の好み、アカウントの利用条件、公開目的も選択に影響します。
動画クリエイター向けの結論

生成した音楽を動画編集ソフトへ読み込むなら、Sunoが選びやすいでしょう。ステムを取り出す作業や、外部のミキサーへのファイル受け渡しにも対応できます。現在の公式資料には、音声・動画のダウンロード、波形編集、セクションの差し替え、曲の延長、ステム分離が案内されています。
Udioは、サービス内で楽曲を試作しながら仕上げたいときに候補になります。プロンプトからの生成や音声アップロードのほか、セクションの差し替えと延長にも対応しています。Stylesとタイムライン形式のSessionsも利用できます。ただし、UdioのUMGとの提携に伴う公式アップデートでは、音声・動画・ステムのダウンロードが停止中と明記されています。

一般的な動画のポストプロダクションでは、音声を書き出せないことが大きな制約になります。この状態は今後変わる可能性があるため、制作に採用する前にUdioのヘルプセンターを確認してください。
SunoとUdioは何のためのツールなのか
どちらも楽曲生成を中心としたサービスです。スタイル、雰囲気、楽器編成、歌詞、ボーカルなどを指定し、それぞれの編集機能を使って生成結果を調整できます。
一方、今回確認した両社の公式資料には、完成した動画のカットを解析する機能は記載されていません。ナレーションを自動で避けたり、動画と完全に同じ尺で作曲したりする機能も確認できませんでした。
ここは動画制作で見落としやすい違いです。魅力的な楽曲を生成することと、編集済みの映像に音楽を合わせることは同じではありません。指定したジャンルには合っていても、サビ、ブレイク、歌い出し、曲の終わりが映像とずれることがあります。
YouTube、Shorts、Reels、ブランド動画に使うなら、試聴サンプルだけで決めない方がよいでしょう。生成、編集、書き出しまでの流れを通して比べる必要があります。
SunoとUdioの音楽制作フローを比較
違いが最も分かりやすいのは、動画制作で必要になる作業を同じ条件で並べたときです。
| 制作工程 | Suno | Udio |
|---|---|---|
| 楽曲生成 | プロンプト、歌詞、インストゥルメンタル、ボーカルに対応 | プロンプト、歌詞、インストゥルメンタル、ボーカルに対応 |
| 音声アップロード | 対応。上限はプランと機能によって異なる | 有料ユーザーが利用可能 |
| サービス内編集 | Song Editor、Crop、Replace、Extendなど | Edit機能とSessionsでセクションの差し替えや延長が可能 |
| 音声ダウンロード | 現在の公式資料で利用可能と案内 | 現在は停止中 |
| ステムの書き出し | 有料機能でステム分離とダウンロードに対応 | 現在は停止中 |
| 完成した動画のカット解析 | 公式資料に記載なし | 公式資料に記載なし |
| 動画の尺への自動調整 | 公式資料に記載なし | 公式資料に記載なし |
機能、利用上限、対象アカウントは変更されることがあります。実際に制作へ使う時点で、リンク先の公式情報を確認してください。
楽曲生成とクリエイティブ面の調整
Sunoには、シンプルモードとカスタムモードがあります。歌詞の指定、インストゥルメンタル生成、スタイル指定、Personas、ボイス関連機能も用意されています。Song Editorでは、セクションの並べ替えや差し替え、追加、切り抜き、曲の延長、フェード調整が可能です。利用できる機能は、プランや選択したモデルによって異なります。
Udioもプロンプトから楽曲を生成でき、自作歌詞と自動生成した歌詞の両方を扱えます。公式のプロンプト作成ガイドには、雰囲気、ジャンル、テンポ、楽器、歌詞、ボーカルなどの指定方法が説明されています。インストゥルメンタルモードやStyle Reductionも利用できます。ガイダンスタグでイントロやコーラス、ブリッジなどを提案できますが、必ず指示どおりになるわけではありません。

どちらも、楽曲単位では十分な方向性を与えられます。ただし、動画のタイムラインに対して、すべての音楽的な変化を狙った位置へ確実に置けるわけではありません。
音声アップロードと編集機能
Sunoでは、使用する権利を持つ音声をアップロードし、ExtendやCoverなどの機能で展開できます。アップロードできる長さなどの条件は、プランによって異なります。
SunoのSong Editor公式ガイドでは、セクションの差し替え、歌詞編集、曲の延長が説明されています。切り抜き、並べ替え、フェードにも対応しています。動画編集ソフトへ移す前に、生成した曲の構成を整えたい場合に使える機能です。

Udioの音声アップロードガイドによると、有料ユーザーは権利を持つ音声をアップロードできます。その音声は、Extend、Inpaint、Session、Remix、Styleで利用できます。アップロード時には、その音声を使用するために必要な権利を持っていることが前提になります。
UdioのSessions公式ガイドでは、楽曲の延長や波形上で選んだ部分の差し替えが案内されています。関連する歌詞の編集、生成候補の比較、変更の取り消しも可能です。

どちらの編集機能も、サービス内で楽曲を整えるためのものです。動画のフレームを見ながら音楽を直接合わせる機能とは分けて考えてください。
ダウンロードと書き出し
現状で最も大きな実務上の違いが、ダウンロードです。Sunoの公式ダウンロード手順では、自分の楽曲を音声または動画ファイルとしてダウンロードできると案内されています。有料機能にはステム分離も含まれますが、選べる分離方法はプランによって異なります。
生成した音楽は、ノンリニア編集ソフト(NLE)やDAWへ移せます。共有ストレージへの保存や、外部のミキサーへの受け渡しも可能です。
Udioは状況が異なります。2026年2月17日付の公式サービスアップデートには、音声・動画・ステムのダウンロードを停止したと明記されています。
古いレビューやチュートリアルには、Udioからのダウンロードやステム書き出しが可能だと書かれている場合があります。しかし、その説明は現在の公式情報とは一致しません。書き出し機能が復旧するまでは、Udio内で制作や確認はできます。ただ、通常のファイル受け渡しを前提とした動画制作には組み込みにくい状態です。
ボイス、歌詞、スタイルの指定
両サービスとも、自動生成した歌詞と自作の歌詞、ボーカル曲、インストゥルメンタル曲に対応しています。
SunoにはPersonasやボイス関連機能があります。利用可否は、プラン、対応モデル、年齢、地域などで変わります。すべてのアカウントで同じ機能を使えるとは限らないため、自分の画面に表示される条件を確認してください。
Udioでは、自作歌詞の入力、歌詞の自動生成、ガイダンスタグ、Voices、Stylesを利用できます。一部の機能や詳細設定は、有料ユーザーまたは特定のインターフェースに限られます。

動画でボーカル曲を使う場合は、意図して選ぶ必要があります。生成したリードボーカルが、セリフ、ナレーション、字幕、ブランドメッセージとぶつかることがあるためです。インストゥルメンタルを選べば衝突を減らしやすくなりますが、それだけで話し声を邪魔しないミックスになるわけではありません。メロディ、パーカッション、周波数帯の重なり、音量は、編集側で確認する必要があります。
権利と公開前の確認
権利条件は、「無料か有料か」「AI生成か人間による制作か」だけでは判断できません。
2026年9月16日に確認したSunoの利用規約では、ProまたはPremierの対象ユーザーに商用利用条件が定められています。規約を守り、対象生成物を正規の手段でダウンロードすることが条件です。FreeまたはBasicで作成した生成物は、個人の非商用利用に限られます。また、商用利用権が認められることと、その生成物が著作権保護の対象になることは別だと説明されています。
特定の機能には、追加の制限があります。たとえばSunoのRemixでは、素材となる曲によって商用利用の扱いが変わります。自分が権利を持つ対象作品と、別のユーザーの曲とでは条件が同じではありません。
Udioの権利条件と公開条件は、利用時点の利用規約、アカウント内の通知、ヘルプセンターで確認してください。ダウンロードが利用できた時期の古い規約や記事だけを判断材料にするのは避けます。
どちらのサービスでも、次の項目を確認します。
- アップロードする録音、歌詞、声、参照素材を使用する権利
- 生成時に利用していたプラン
- 利用目的が商用に当たるか
- クレジット表記の要否
- 公開先、対象地域、配信方法に関する制限
- リミックス、共有曲、第三者素材に関する条件
- 現在のダウンロードと書き出しの可否
これは制作時の確認項目であり、法的助言ではありません。商用キャンペーンやクライアント案件では、扱う素材の権利関係を確認してください。特定の人物と分かる声や、出所が不明確な素材が含まれる場合は、必要に応じて権利に詳しい専門家への相談を検討してください。
動画用サウンドトラックとの相性
AIで良い曲を生成できても、そのまま完成したサウンドトラックになるとは限りません。最後は編集者が映像へ合わせる必要があります。
編集済みの映像に合わせる
現在の公式資料では、SunoとUdioのどちらも、完成した動画のカットに沿って音楽を生成するサービスとしては案内されていません。編集者はテキストや音声を基に曲を生成し、タイムラインへ置いて映像と比較することになります。
生成した曲は、短く切る、延長する、並べ替える、ループさせる、一部を再生成するといった調整が必要になる場合があります。Sunoは、サービス内編集とファイルのダウンロードを利用できます。Udioにもサービス内編集はあります。ただしダウンロード停止中のため、外部のタイムラインへ持ち出す一般的な流れを完了できません。
良さそうな曲を残すためだけに、映像の重要なタイミングを無理に変えるのは避けたいところです。セリフ、人物の動き、画面上の文字、物語の転換に必要な時間は、映像側で確保しておきます。
ナレーションの聞こえ方を守る
話し声が多い動画では、インストゥルメンタルから試す方が整理しやすいでしょう。ただし、歌声がない曲でもナレーションを隠すことはあります。
パーカッションが密な部分、よく動くメロディ、声と周波数帯が重なる部分を確認してください。ステムを利用できる場合は、邪魔になるパートの音量を下げるか、外すことで調整できます。Sunoは有料プラン向けのステム分離を案内していますが、Udioのステムは現在ダウンロードできません。
どちらのサービスにも、セリフを自動認識して最終ミックスまで仕上げる機能があるとは考えない方がよいでしょう。ナレーションとBGMの最終的なバランスは、動画編集または音声ミックスの工程で整えます。
曲の終わり方とループを確認する
Sunoの編集機能には、Extend、Crop、Replace Section、波形上のフェード調整があります。ダウンロード前に、エンドカードや最後のシーンへ合う終わり方に近づけられます。
UdioのSessionsでも、イントロ、セクション、アウトロの延長や、選択した波形部分の差し替えが案内されています。Udio内で終わり方を整えることはできますが、現在の書き出し制限は残ります。
曲をループさせる場合は、つなぎ目を通して聴いてください。アレンジが急に冒頭へ戻る、歌声が不自然に入り直す、シンバルの余韻が切れる、コードが跳ぶといった違和感が出ることがあります。音としてきれいにつながっていても、映像の展開に対して繰り返しが目立つ場合があります。
動画を起点にしたサウンドトラック生成ツールが向く場合
必要なのが「このスタイルの曲」ではなく、「この編集済み動画に合う音楽」なら、動画を起点にしたツールの方が合う場合があります。
たとえばSoniloの製品ページでは、動画の長さやタイムラインに合わせて音楽を生成する流れが説明されています。話し声やボーカルを残すための設定も紹介されています。この記事はSoniloが公開しているため、これらは同社による製品説明であり、独立した性能検証ではありません。

次の項目を重視するチームなら、こうした制作フローを検討する余地があります。
- 完成版または仕上げ前の動画を基準に音楽を用意したい
- 曲の尺を手作業で調整する回数を減らしたい
- 映像のテンポを見ながら生成結果を確認したい
- 既存のセリフを聞き取りやすく残したい
- 1本の動画に対して複数のサウンドトラック候補を比べたい
- 承認した音源と動画の組み合わせを記録したい
幅広い楽曲制作やボーカル、細かな音楽編集を求めるなら、Sunoの方が合う可能性があります。ダウンロードできるステムが必要な場合も同様です。Udioは、現在の書き出し制限を理解したうえで、サービス内の楽曲探索や編集を進めたい場合に候補になります。
扱う領域は重なっていますが、制作の出発点が異なります。
SunoとUdioを比較するときの制限と注意点
動画制作におけるSunoの現在の強みは、生成したファイルを外部へ持ち出せることです。一方で、生成結果にはばらつきがあり、使える機能はプランによって変わります。楽曲の構成を映像へ合わせる作業も残ります。
Udioには、サービス内で楽曲を作り込むための編集機能があります。ただし、ダウンロード停止は外部の動画制作へ組み込むうえで大きな制約です。今後変わる可能性があるため、比較記事を読むときは公開日も確認してください。
どちらも生成候補が増えるほど、選曲と確認に時間がかかります。音楽選びやタイムライン上の調整は残ります。ナレーションとのミックス、権利情報の記録、最終ファイルの確認も自動で消えるわけではありません。
デモ曲だけを聴き比べるのではなく、実際に使う映像と同じ条件で判断するのが確実です。
FAQ
同じ動画でSunoとUdioを比較できますか?
はい。比較に使うファイルを合法的に入手し、必要な権利を持っていることが前提です。現在はSunoから音声をダウンロードできます。一方、Udioの公式ヘルプセンターでは、音声のダウンロードが停止中と案内されています。画面録画など、非公式な方法で制限を回避しないでください。
音楽ファイルの引き継ぎメモには何を残すべきですか?
使用したツール、契約プラン、生成日、プロンプト、歌詞の出所を記録します。生成物のバージョン、加えた編集、承認済みファイル、公開予定のプラットフォームも残してください。権利に関する資料と承認担当者までそろえると、あとから確認しやすくなります。
試作した曲と採用した曲は分けて保存した方がよいですか?
はい。試作は専用フォルダへ分け、納品先には承認済みのファイルだけを置きます。確認していない生成物や、利用条件を満たしていない下書きが誤って公開されるのを防ぎやすくなります。
古い編集テンプレートが比較結果に影響することはありますか?
あります。ステム、WAVファイル、外部ミックスを前提にしたテンプレートでは、それらを書き出せるツールが自然に有利になります。音楽の好みを比べる前に、普段の編集で必要なファイルと工程を記録してください。
権利の専門家へ相談した方がよいのはどんな場合ですか?
次のいずれかに当てはまる場合は、専門家への相談を検討してください。
- 素材の権利者が分からない
- 特定の人物と分かる声や、保護された素材を扱う
- クライアントから権利保証を求められている
- 複数の国や地域で公開する
- 確認できた許諾範囲を超えて利用する予定がある
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