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Suno v5.5の料金と商用利用:動画クリエイターが知っておきたいこと
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- Sonilo Team
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Sunoで作った曲をクライアント動画に入れたい。でも、数か月後に著作権の申し立てを受けないかが気になる。そんな状態で利用規約を行き来しているなら、先に確認したいのは音質ではなく、その曲を作成・ダウンロードした時点のプランです。
先週、ブランド動画で使うBGMの条件を確かめるために、Sunoの料金ページ、利用規約、ヘルプセンターをひと通り確認しました。結論は難しくありません。ただし、「有料プランなら何でも自由に使える」と言い切れるほど単純でもありません。
なお、Suno v5.5は2026年3月に公開された旧モデルです。2026年9月9日以降、v6より前のモデルは新規生成で使えなくなりました。この記事では、v5.5で作った既存曲を含め、現在の料金と商用利用条件を2026年9月13日時点の公式情報に合わせて整理します。
Suno v5.5の料金は支払う価値がある?
| 判断項目 | 結論 |
|---|---|
| 有料プランがおすすめか | 商用利用する曲を正式にダウンロードしたいなら、はい |
| 主な利点 | 対象のダウンロード曲に商用利用権が付く |
| 最大の注意点 | 無料プランは非商用のみ。有料プランにも月間ダウンロード上限がある |
| 向いている人 | 権利条件とダウンロード記録を確認しながら、動画用のオリジナル曲を作りたい人 |
根拠レベル: 確認済み。Sunoの料金ページ、利用規約、ヘルプセンターを2026年9月13日に照合しました。
現在のSuno各プランに含まれるもの
Free・Pro・Premierの違い

SunoにはFree、Pro、Premierの3プランがあります。今の違いは、生成クレジットだけではありません。使えるモデル、月間ダウンロード数、商用利用権、編集機能まで変わります。Freeプラン(0ドル)
- 1日50クレジット。未使用分は翌日に繰り越されない
- 無料モデルのv6-miniを利用可能
- 生成物は個人・非商用利用のみ
- 月ごとのダウンロード枠はなし。アカウント条件により、生涯最大7曲のお試しダウンロードなどが提供される場合がある
- 共有キューで最大4曲を同時生成
- 標準機能と基本編集に対応
- 音声アップロードは最長8分
- ステム分離と追加クレジット購入は対象外
Proプラン(年払いは月額換算8ドル、月払いは月額10ドル)
- 毎月2,500クレジット
- 毎月20曲までダウンロード可能
- 規約に沿って正式にダウンロードした曲に商用利用権が付く
- v6とv6-wildを含む上位モデルを利用可能
- 優先キューで最大10曲を同時生成
- 高度な編集、2種類のステム分離、ボーカルやインストゥルメンタルの追加に対応
- 音声アップロードは最長30分
- VoicesとCustom Modelsを利用可能
- 追加クレジットと追加ダウンロードを購入可能
Premierプラン(年払いは月額換算24ドル、月払いは月額30ドル)
- 毎月10,000クレジット
- 毎月60曲までダウンロード可能
- Proと同じ商用利用条件
- Suno Studio 2.0を利用可能
- 3種類のステム分離を含む全機能に対応
- Studio内の制作フローは通常のダウンロード上限の対象外
- 上位モデル、Voices、Custom Models、追加購入に対応
最新の料金と機能は、Suno公式の料金ページで確認できます。税金や請求額は地域と決済条件で変わるため、最終金額は購入画面でも確認してください。
v5.5の機能は現在どうなっている?

原稿公開時のv5.5は、Voices、Custom Models、My Tasteとともに登場しました。ただし、現在はv6より前のモデルが新規生成で使えません。v5.5で作成済みの曲はライブラリに残り、再生や共有はできますが、新しい派生曲はv6系モデルで生成されます。
また、Custom ModelsはProとPremier向けですが、Voicesは現在Freeでも試せます。したがって、「無料プランではv5.5を使えない」という当時の整理だけで、今のプランを選ぶのは不十分です。v5.5の公開時に追加された内容と、現在の料金ページは分けて確認する必要があります。
音質や機能を使えることと、生成した曲を商用で公開できることも別の話です。
Sunoの商用利用で認められる範囲
ここからは、現行の利用規約とヘルプセンターに書かれた条件を、動画制作の用途に沿って整理します。個別案件への法的助言ではないため、重要な契約では地域の専門家やクライアントの法務担当にも確認してください。
無料プランの制限
Sunoの現行利用規約では、無料プランの生成物は、適法な個人・非商用目的に限って利用すると定められています。お試しダウンロードにも商用利用権は付きません。
- 収益化したYouTube動画では使えない
- 有償のクライアント案件には納品できない
- 広告やブランドコンテンツには使えない
- 個人の非収益プロジェクトやSuno内での再生・共有には使える
ポートフォリオ動画でも、集客や営業に使う場合は単純な個人利用とは言い切れません。Freeで作った曲を外部公開する前に、用途が本当に非商用かを確認してください。

契約中に作成し、正式にダウンロードした曲の権利
ProまたはPremierでは、規約を守り、使用する権利を持つ入力素材から生成した曲について、Sunoが保有する権利が利用者へ移転されます。ただし、現在の規約上、外部で商用利用できるのは、契約中にSunoの正式な手順でダウンロードした曲です。
- 収益化したYouTube動画に使える
- クライアント案件に組み込み、制作費を受け取れる
- 広告、ブランド動画、SNSキャンペーンに使える
- 動画に同期し、商用コンテンツとして配信できる
ここで大事なのは、商用利用権、所有権、著作権保護は同じではないという点です。Sunoは、生成物に著作権が成立することや、第三者プラットフォームで必ず受け入れられることまでは保証していません。有料プランの権利に関する公式説明も、商用利用権と著作権保護を分けて説明しています。
動画を公開する前に確認したいこと
クライアント案件
クライアントから「このBGMを使う権利はありますか」と聞かれたら、プラン名だけで答えるのは不十分です。作成時の契約状態、正式なダウンロード記録、入力した歌詞や音声の権利まで確認します。
この曲はSuno Proの契約中に正式な手順でダウンロードしており、現行規約に基づく商用利用権があります。ただし、著作権保護や独占性を保証するものではありません。
私はクライアントへ、この範囲で説明します。第三者の歌詞、音源、声を入力に使っている場合は、Sunoのプランとは別に、その素材をアップロードして商用利用できる権利も必要です。
広告
ProまたはPremierで条件を満たしてダウンロードした曲は、広告にも使えます。契約終了後も、そのダウンロード曲に付与された商用利用権は継続すると現行規約に書かれています。
ただし、クライアントや広告媒体に「AI生成素材を使わない」という社内基準があれば、そこで止まります。これはSunoのライセンスとは別の審査なので、制作後ではなく企画段階で確認した方が手戻りを減らせます。
YouTubeの収益化
ProとPremierの条件を満たした曲は、収益化したYouTube動画に利用できます。とはいえ、商用利用権があることと、YouTubeのContent IDで申し立てが起きないことは別です。YouTubeはアップロード時に動画を自動照合し、一致が見つかればブロック、収益化、追跡などが行われる場合があります。
この原稿の検証時点では、直近1か月にSunoの曲を使った動画を3本公開し、いずれも収益化済みで申し立てはありませんでした。ただし、3本の結果は将来の動画まで保証するものではありません。ダウンロード時のプラン、曲の記録、利用規約の版を残しておく方が実務では役立ちます。
Proプランで足りるケース
Proは、次のような使い方なら最初の候補になります。
- 月に5〜15本ほどの動画を公開する
- 1人、または小規模なチームで制作する
- YouTube動画、SNS広告、ブランド動画を作る
- 毎月2,500クレジットと20曲のダウンロード枠で足りる
標準生成では、10クレジットで2曲が作られます。生成量だけを見れば2,500クレジットには余裕がありますが、動画案件では月20曲のダウンロード枠が先に効くことがあります。1本の動画につき何案を外部へ書き出すかまで数えるのが現実的です。クレジットの補充条件は、Sunoのクレジット案内で確認できます。

Premierプランが向いているケース
Premierは、生成量よりもダウンロード数とStudio機能が必要な人向けです。
- 月20本を超える動画を継続的に制作する
- 1案件で複数のBGM案を書き出し、比較や承認に回す
- 毎月20曲のダウンロード枠では足りない
- 長尺動画やステムを使った細かな音響編集が多い
- Suno Studio 2.0でMIDI、エフェクト、オートメーションまで扱いたい
機能数だけで決める必要はありません。月20ダウンロードを超えず、Studioを使わないなら、Premierの容量を持て余す可能性があります。逆に、1本ごとに3案を書き出す運用なら、動画本数が少なくてもProの上限へ早く届きます。
よくある誤解
所有権と著作権は同じではない
所有権、商用利用権、著作権は分けて考える必要があります。Sunoの有料プランは、条件を満たす生成曲について所有と商用利用の範囲を定めていますが、その曲が各国で著作権保護の対象になるかまでは決められません。
米国著作権局のAIに関する案内では、純粋なAI生成部分や、人が表現要素を十分にコントロールしていない部分は保護されないと説明されています。一方、人が創作した歌詞、素材の選択・配置、創造的な修正などは個別に判断されます。プロンプトを入力しただけで、曲全体の著作権が自動的に成立するわけではありません。
多くの動画制作では、まず必要なのは著作権登録より、対象の動画で使える商用利用権と、その根拠を説明できる記録です。
声の利用と楽曲の権利は別に考える
Voicesで自分の声を使った場合も、生成曲の商用利用には同じプランとダウンロード条件が適用されます。一方、他人の声を本人の許可なく使うことは別の権利問題です。Sunoの利用規約では、自分以外の声を使ってVoice Modelを作成することを認めていません。
無料プラン時代の曲に権利は遡らない
Freeで作った曲は、あとからProへ加入しても、原則として商用利用権が自動で遡って付くわけではありません。過去曲の権利に関するSunoの説明では、例外的に特定の曲へ遡及権を提供する場合があるものの、保証はしないとされています。
一方、ProまたはPremierの契約中に条件を満たしてダウンロードした曲は、解約やダウングレード後も商用利用権が継続します。過去曲を案件で使うなら、作成日だけでなく、どのプランでいつ正式にダウンロードしたかを確認してください。月間ダウンロード数と扱いは、Sunoのダウンロード条件にまとまっています。
FAQ
Sunoの音楽は収益化した動画に使えますか?
ProまたはPremierの契約中に、現行規約に沿って正式にダウンロードした曲なら商用利用できます。Freeの生成物とお試しダウンロードは、個人・非商用利用に限られます。
無料プランでも商用利用できますか?
できません。Sunoの料金プランでは、Freeに商用利用権が含まれないことが明記されています。収益化、広告、クライアント納品を予定しているなら、曲を作成して正式にダウンロードする時点で有料プランが必要です。
Proで作った曲は自分のものになりますか?
規約を守り、使用する権利を持つ入力素材からProまたはPremierの契約中に作成した曲については、Sunoが保有する権利が利用者へ移転されます。ただし、外部での商用利用には正式なダウンロードが必要で、著作権の成立や独占性まで保証されるわけではありません。
Sunoはクライアント案件でも使えますか?
ProまたはPremierの対象曲は、クライアント動画に組み込めます。ただし、利用したプランとダウンロード記録を残し、入力素材の権利とクライアント側のAI利用方針も確認してください。個別案件の法的な可否は、契約内容や地域によって変わります。

Suno v5.5の料金と商用利用を選ぶ前の結論
プランを選ぶ前に、その曲が試作用なのか、外部へ納品・公開する完成素材なのかを決めてください。
個人的に曲を試すだけなら、現在のFreeプランではv6-miniを無料で使えます。一方、YouTubeの収益化、クライアント納品、広告やブランド動画に使うなら、ProまたはPremierで作成し、正式にダウンロードする必要があります。今はモデルの違いより、月20曲または60曲のダウンロード枠が自分の制作本数に合うかを見た方が判断しやすいです。
今回、料金、商用利用、ダウンロード条件を分けて確認したのは、「有料だから大丈夫」という曖昧な説明のまま案件へ入れないためです。曲の作成日、契約プラン、ダウンロード日、使った入力素材。この4点を残しておけば、公開前の確認がかなり短くなります。
Sunoで今いちばん迷っているのは、商用利用の条件ですか。それとも生成される曲の品質ですか?
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